HightouchからGoogleスプレッドシートにデータセットを同期する際の同期モードについて
こんにちは、スズです。
HightouchはGoogleスプレッドシートをDestinationに設定し、データセットを同期することができます。
GoogleスプレッドシートをDestinationに設定する場合、Syncの同期モードはMirrorとSnapshotのどちらかを選択します。本記事では、この2つの同期モードについてご紹介します。
Googleスプレッドシートへの同期モード
概要
Googleスプレッドシートの同期モードはMirrorとSnapshotがあります。ドキュメントには、以下の説明があります。
同期モード | 説明 |
---|---|
Mirror | Modelの完全な結果セットを選択したシートに同期 |
Snapshot | 同期するたびに、Modelの完全な結果セットを含む新しいシートを作成 |
それぞれの同期モードの動作をご紹介します。同期するデータセットとして以下のデータセットを用意しました。以下の画像は、作成したModelのクエリ結果のプレビューです。
Mirror
同期モードにMirrorを設定した場合の動作を見てみます。Mirrorを選択した場合は特定のシートに対してデータを同期しますので、同期先のシートの選択も行います。
同期先として選択したシートは、以下のように文字列が入っている状態となっています。このシートに対してデータセットを同期します。
HightouchでSyncを実行して同期を行うと、シートに元々あった文字列はなくなり、Modelのクエリ結果のデータセットが出力されています。
Snapshot
続いて、同期モードをSnapshotを設定した場合の動作を見てみます。Snapshotでは同期の際に新しいシートを作成するため、Syncの設定ではシートの選択はありません。
HightouchでSyncを実行して同期を行うと、新しいシートが作成され、Modelのクエリ結果のデータセットが出力されています。
最後に
GoogleスプレッドシートをDestinationに設定する場合の同期モード、MirrorとSnapshotの動作をご紹介しました。